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Nago Mitill
ほそくほそく、 それでも繋がっているのなら、 あなたと。
心のどこか、 触れ合っている魂の音色、
耳傾けて、 穏やかな声で 私の名を呼んで。
「世界のキレイなもの 全部集めたら 空の色になる」
悲しい記憶ばかり、 人は胸に深く刻むけれど、
同じだけあるはずの優しい思い出、 私は心にとめていきます。
すべてのものをあわせたら、 それは空の色になるのでしょう。
泥のなかで見つける 美しい小石のように、
小さな驚きと優しさで、 それは いつも 私を支える希望になる。
本当に大切なものは、 あなたの奥に、 私の奥に。
私を孤独にするものは… 私のなかに、 あるのです。
他人のなかに「私」を探しては、 「自分」が見つからないと嘆いていた私。
怖くても 逃げずに自分を見つめなければならないこと、
気付いたのは、 あなたと別れ、 ひとり 空を見上げてから。
生きていきます私は、 あなたではない、 ただ一人の私として。
この胸にある、 あたたかな命と魂、
それだけが、 この世界で唯一 私だけのもの、 私のもの、 私を成すもの。
ひとり 空見上げ、 耳澄ませば聞こえるのです、 あなたの声が。
「僕らの魂を重ねたら きっと空の色になる」
私を呼ぶ あなたの魂の声は、 こんなにも 私の胸を あたためるのに…
なぜなのでしょう、 空の青が淡くにじんで、
今、 あふれ流れる涙が とまらないのです。
(2008年・筆)
本年も、本へっぽこポエムサイトを、どうぞよろしくおねがいいたします♪
先月はとうとう一度も更新できず…(泣)、ノロいもノロすぎて、まことに恐縮の極みです(汗)。
しかし、二ヶ月更新ゼロはさすがにマズイぜ、ベイベ!ってことで、気合でやってまいりました。
こんな超マッタリマイペースな仕様も無いサイトですが、今年も引き続きご愛顧くださると嬉しいです!
いちおう、2008年年初の書初めポエムとして、「空色の世界」を上梓しました。
完成するまでに、何ゆえか3ヶ月もかかりました(汗)。久しぶりに抽象的な詩です。
結局、この世界のもので、絶対的に「自分のもの」だと言い切れるのは、自分の心と体だけなんだろうな~と思いました。友人でも恋人でも、相手を自分のもの、自分の一部であると考えてしまうと、きっと相手に依存してしまったり、束縛してしまったりして、ダメなんでしょうね。やはり、他人は他人であって、自分は自分でしかない。だから、まずは、自分…自分の心と体をしっかり見つめ、それから次に、他者との間の「繋がり」、「絆」を見つめて、大切にしていきたい…、そんなことを考えてみました。
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詩は思いついた時に書いてます。まったくもってノロノロなブログですが、週一更新を心がけております。のんびりご賞味下さい。