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Nago Mitill
どんな祈りも届かないような、 暗い汚泥の底で 僕ら生きてるんだ。
生きるのに必要も無いのに、 翼を欲しがって、 「空へ羽ばたきたい」なんて願ってる。
地上に無いもの探して空を見上げていても、 それは ただの憧れ、 憧れという名の逃避。
つらい事一つで たやすく浮き沈みする曖昧な僕を、僕は嫌ったまま、好きになれないまま…
苛立ちを社会に向けても、 自分に苛立っても、
世界が ある日 変わるわけじゃない、一人きりの舞台は空回り、何だか ひどく むなしい。
諦めを知れば人生は逆に平和で、 手ごたえも無く心は廃墟、
忘れたつもりで押し込んだ情熱へ、 黒く冷たい炎、 黙ってずっと注いでいる。
ああ、 本当に欲しいものは、 苦しくても叫んでいなければ、 きっと見失ってしまうのだろう。
作り笑いのうまい清潔な笑顔よりも、 熱い鼓動で ただ強く僕を呼んで。
全部、 今 ここに捨てて行きたいんだ、 思いつくだけ嫌なこと すべて。
自分の中の嫌な部分、 ジメジメ燻ぶる黒い塊、
さっぱり何処かへ放り投げるため、 この街一番の空を見に行こう。
さあ、 迷いを捨てたら全力で駆け上がれ、 その壁の向こう側まで。
ああ、 本当に欲しいものは、 苦しんでも叫んでいなければ、 きっと見失ってしまうんだ。
圧倒的な胸の鼓動で、 生きている、 そんな実感を僕に与えて。
空から ここが見えるかい? 馬鹿なことしてる小さな僕が見えるかい?
翼なんてない、 空など飛べない、 ただの僕が、
それでも、 ここに立って叫んでる、 生きているのが見えるかい?
どんな願いも叶わないような、 遠い空の底で 僕ら生きているけれど、
でも、そう、生きていれば、僕らここから駆け出して、未来の何処へでも行ける…自分の足で。
空に夢追う翼など、 だから僕はいらない。
自分の中の嫌な部分、 ジメジメ燻ぶる黒い塊、
この街一番の青い空の彼方へ、 さっぱり放り捨てて、 さあ 走り出そう。
翼なんてなくても、 僕らは生きて行けるんだ。
(2007年・筆)
自転車@一生懸命×20分+電車20分+ダッシュ1.5kmで、某学校に通っている私が、遅刻寸前でキューキュー@動悸息切れで満員電車に押し込まれながら、ややグロッキーになりつつ思いついた詩です。個人的には、あと通学路にプールがあれば、トライアスロンになるんじゃないかと常日頃思っております。
すいません。寝不足気味で頭沸いているためか愉快なことしか思いつきません。
街の中でも高い所…何処かの山の上や屋上などに行って、いつもより近い空を見ると何だかスッキリしますね。ダッシュで息を切らせて高台に登り、スッキリすることを考えてました。
でも、高くて景色のよいところへ行って開放感にスッキリするのはヨイですが、空の向こうに夢をみて、飛び降りたりしてしまってはいけませんね。
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詩は思いついた時に書いてます。まったくもってノロノロなブログですが、週一更新を心がけております。のんびりご賞味下さい。