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和 路流(Nago Mitill) のブログ、*Eternal×Blue* ~空の下、どこまで届くか分からない歌~ へ、ようこそお出で下さいました。こんにちは!ご訪問、ありがとうございます。当ブログは、自作の詩、Poetryのページとなっております。拙作ですが、無断転載・転用は、禁止で願います。    コメントなど、お気軽にお声をお掛けください♪初訪問の方は、最古記事トップ「空の下で、あなたと生きる」の追記・備忘録を、ぜひご覧ください!
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                                             Nago Mitill

泣き声は 誰にも届かない。

奇跡を起こすには 現実は物が多すぎて。

人の能力には限界がある。

自業自得の極みで、 努力は実らない。

 

高いところを目指すかぎり  人は、 幸せにはなれない。

あなたのなかの 楽園に

もっと、 手をのばし、 夢見て欲しい。

 

聞こえない、 声を気にするほど

人々は一人も、 善良ではない。

自分自身の生きる社会。

でも、 五里霧中、 他力本願、 誰か勝手にやっておいて。

 

高いところを目指すかぎり  人は、 幸せにはなれない。

あなたのなかの 楽園に、 もっと、 期待かけて 戦って欲しい。

強さだけを求めても、 人は、 誇り高くはならない。

あなたのなかの 楽園に、 本当は咲き誇る花、 その色を教えて。

 

先走る者は、 二の足を踏む。 なにも、 後悔して嘆けというわけではない。

何かを捨てて、 生き残るなら

代わりに何かを、 手にいれるんだ。

 

高いところを目指すかぎり  人は、 幸せにはなれない。

あなたのなかの 楽園に、 もっと、 手をのばし、 信じて欲しい。

 

                                            (1997・筆)

 

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                                           Nago Mitill

燃え尽きるためだけの、 魂の熱。

そして

灰色の空に向かって、 祈り続ける。

己の尊厳をかけて、 泥にまみれながら戦い続ける。

 

あの日 失った すべて、

自分を形作っていた 愛しきものたち

そして 自分の誇りを

もう一度、 この手に取り戻すために。

                                                                    Nago Mitill



この太陽の下で、 限りのある腕を持つ

人間に出来ることは、 何だろう。

Homo-Sapiens と、 自らに名づけた人々が

定義しようとした事実は、 一体何だったのか。

 

人は、 戦うのには もう疲れたと、 

言うかもしれない。

だが、 戦いをやめた存在を、 

生命とは言わない。

 

戦う事はつらい。

そうだろう

傷つくのも、 傷つけるのも、 

もう嫌だと、 言うかもしれない。

だが、 生き続けること そのものが本当は戦いなのだと

どうして言えないだろう。

 

人は、 生命は衰え、 老い、 いつかは負ける。

時に、 病に、 自然に、 運命に、 

そして、 人自身に。

人は、 Homo-Sapiens は素晴らしい種だと、 言うかもしれない。

なるほど

人ほど、 生きることを貪欲に求め、 また あっさりと命を捨て去りもし、

時に隣にいる同胞らと無闇に殺し合う生き物はいない。

 

この地上の 普通の生き物は、 ただ種として生き続けるためだけに戦い、 死ぬ。

 

人が、 戦いを挑もうとしているのは

自らも また生き物であるという、 汚点なのか。

人が、 打ち破ろうと足掻いているのは、

己が 生き物であるという、 壁なのか。

 

太陽の下で、

生き物として 素直に 生きることさえ出来なくなった人々が、

この世界に築いたものは

一体、何だったのだろうか?

 

                                               (1999年・筆)

                                                Nago Mitill

そこにあるものが 美味しいのであれば

あなたは今、 幸福なのです。

 

腹を満たすためだけでなく、

心を満たすために 人は食事をするのです。

 

懐かしい人たちと囲んだ 美味しい記憶のにおいが、

温かくやわらかいスープへと 私をいざないます。

顔がある人間が作った料理を、 だから私は食べたいのです。

時に他者を傷つけ、あるいは殺すことさえもする人間の手が、

人間のために作る料理を 味わいたいのです。

そして、 この胸にある記憶を あなたと分かち合うために

私は料理を作り、 満腹するのです。

 

そこにあるものが 美味しいのであれば

あなたは今、 幸福なのです。

 

腹を満たすためだけでなく、

心を満たすために 人は食事をするのです。

 

生きるために あなたは今、 ものを食べるのです。

                                              

                                               (2006年・筆)

                                                 Nago Mitill

激しい音を秘めたまま、 きみは大人になるのかと

僕はいつも 問いかけてきた。

 

一体何を、 きみに贈ればよいのだろう。

僕がきみに 残せるものは… かすれたこの言葉だけだ。

 

大人気ない、 大人気ないと、 僕は言われ続けたけれど

こうして、 きみも大人になっていく

ああ、時が過ぎるのは早いね。

 

きみはこれから、 この世界で何を見出すのだろう。

僕の不安の一つ一つを、 きみは激しく噛み砕いていく。

きみはこれから、 何を思うのだろう。

何を変えて行くのだろう。

僕はそれを、 見ていてあげられるだろうか。

 

けれど、 後悔も後ろめたさも、 きみには似合わない。

そうだね、

きみは、 きみが生きたいように行けばいいと、

この頃僕は そう思えるようになった。

 

…激しい音を秘めたまま、 大人になったきみを

僕は、 きっと見てみたいんだ。

                                               (1999年・筆)

 

                                              Nago Mitill

「明日への長い夢は、飛び立てる翼も まだ 眠るまま

安らかな寝息を、かすかに聞いている」

 

長い夢の終わり、 長い夢の続き。

この世に溢れる何を、 信じればよいのか。

長い時の終わり、 長い夢の続き。

見果てえぬ終末を、 ただ、 ただ知るために。

 

それらすべてが、 私であることの 義務。

それらすべてが、 私であることの 責任。

預言者でさえも、 見透かせやしないだろう

ここから先の未来を

見つめ続ける、 すべての人々の

前途の道程は。

 

長い夢の終わり、 長い夢の続き。

愛し、 愛するものを

盲目的に求めていく、 その道行き。

くずし、 くだき、

破壊と荒廃

それらすべてを、 見つめ続けることの義務。

 

長い時の終わり

命果てるまで未来を、 ただ、 ただ知るために。

 

「明日への長い夢… そして、 明日からの長い夢の不可能」

                                             (1996年・筆)

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Nago Mitill (和 路流)
性別:
非公開
職業:
人間の類。
趣味:
放浪(←方向音痴)。放浪ついでに、穴場のCafe探し。
自己紹介:
こんにちわ。へっぽこ素人詩人、なごみちです。ブログ運営も素人。PCとは疑心暗鬼の付き合いです。
詩は思いついた時に書いてます。まったくもってノロノロなブログですが、週一更新を心がけております。のんびりご賞味下さい。
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