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和 路流(Nago Mitill) のブログ、*Eternal×Blue* ~空の下、どこまで届くか分からない歌~ へ、ようこそお出で下さいました。こんにちは!ご訪問、ありがとうございます。当ブログは、自作の詩、Poetryのページとなっております。拙作ですが、無断転載・転用は、禁止で願います。    コメントなど、お気軽にお声をお掛けください♪初訪問の方は、最古記事トップ「空の下で、あなたと生きる」の追記・備忘録を、ぜひご覧ください!
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                                             Nago Mitill

繋ぎとめていてくれ、 僕を

この地上に

きみの その温かな手で。

 

僕は、 何時も、 境界線に立って、

炎の上、 軽やかなステップを踏んでいる。

迷いがないわけではないのに

ここを飛び出せず、 行き先を変えることもできない。

 

狂気は 日常の先の紙一重だ。

苛立ちと怒りが、 時折、 僕の仮面を奪う。

自由を切望する葛藤が

地を蹴って世界を壊してしまえと囁く。

 

繋ぎとめていてくれ、 僕を

この平凡な世界に

きみの その温かな声で。

手をのばせば届くところ、 僕の声に応えてくれるところ

そこに、 きみが居てくれるだけでいいんだ。

あらゆる束縛から 解き放たれるということが、

孤独になるということだと、 僕は分かっている。

本当に自由になってしまったら、 僕はどうなってしまうか分からない。

甘く、 けれど、 強く

僕を束縛していてくれ、 何時までも。

 

狂気は 淡白な日常の連続形だ。

僕は、 何時も、 境界線に立って

炎の上、 軽やかにステップを踏んでいる。

どうしようもない浮遊感で一杯の この世界で、

きみの手の現実感だけが 本物なんだ。

だけど、 束縛を厭い、 自由を切望する葛藤が

地を蹴って世界を変えてしまえと、 僕に、 絶え間なく囁く。

 

繋ぎとめていてくれ、 僕を

この地上に

きみの その温かな手で。

                                        

                                         (2007年・筆)

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プロフィール
HN:
Nago Mitill (和 路流)
性別:
非公開
職業:
人間の類。
趣味:
放浪(←方向音痴)。放浪ついでに、穴場のCafe探し。
自己紹介:
こんにちわ。へっぽこ素人詩人、なごみちです。ブログ運営も素人。PCとは疑心暗鬼の付き合いです。
詩は思いついた時に書いてます。まったくもってノロノロなブログですが、週一更新を心がけております。のんびりご賞味下さい。
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