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Nago Mitill
なあ、 この体は 魂の器なんだ。
だから、 僕の真実は、
僕の声でしか 伝えられない。
僕が 死んだら
命無き僕の声は、 もう 誰にも届かないけれど
きみの胸に、 僕の声が 残っていれば
僕の思いは、 ここに残るだろう?
そのために 僕は歩くのをやめない。
たとえ、 この世界が いつか 狂ってしまっても、
僕は生きて、 そして、 語る。
この息止まる、 その瞬間まで。
なあ、 この体は 魂の器なんだ。
そして、 魂は 僕の記憶の器だ。
記憶のなかから思いを結晶させて、 僕は歌を作る。
僕が 死んだら
命無き僕の記憶は、 もう どこにも残らないけれど
きみの手に、 僕の言葉が 残っていれば
僕の思いは、 きみに伝わるだろう?
そのために 僕は歌うのをやめない。
たとえ、 この社会が いつか 壊れてしまっても、
僕は生きて、 そして、 叫ぶ。
この世のすべてを、 愛し続けるために。
僕は きっと
僕の記憶のなかの、 あらゆる 素晴らしきもの、 よきものを集めて
世界に、 ただ 1人のきみに捧ぐ、
この世に、 1つだけの歌を作ろう。
それは、 時を越えて 僕の胸を熱で満たす
やわらかで、 鮮やかな、 記憶。
なあ、 この体は 魂の器なんだ。
そして、 魂は 僕の記憶の器だ。
僕が 死んだら
命無き僕の姿は、もう どこにも残らないけれど
きみの胸に、 僕の やわらかく鮮やかな歌が、 ぬくもりと共に残っていれば
僕の命は、 無駄ではないだろう?
(2007年・筆)
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詩は思いついた時に書いてます。まったくもってノロノロなブログですが、週一更新を心がけております。のんびりご賞味下さい。