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和 路流(Nago Mitill) のブログ、*Eternal×Blue* ~空の下、どこまで届くか分からない歌~ へ、ようこそお出で下さいました。こんにちは!ご訪問、ありがとうございます。当ブログは、自作の詩、Poetryのページとなっております。拙作ですが、無断転載・転用は、禁止で願います。    コメントなど、お気軽にお声をお掛けください♪初訪問の方は、最古記事トップ「空の下で、あなたと生きる」の追記・備忘録を、ぜひご覧ください!
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                        Nago Mitill


青い空を夢見て 目を閉ざし

僕は ずっと待っていたんだ

春が 僕のもとへ やってくるのを



春が来て あたたかな陽と優しい風が辺りに満ちたら

その時 僕は目覚め 大きく花開こうと思っていた

灰色の重い空の下 木枯らしの吹きすさぶ不毛の地の上

僕は ずっと待ち続けた  春が 僕のもとへ やってくるのを



何年もの間 目を閉ざし続けた僕は

現実逃避という名の 長い長い 夢を見ていた

鏡を直視することもできず 斜め向こうの歪んだ自分と目を合わせ

何もかも上手くいかないのは まだ自分のもとに 春が来ていないせいだと信じて

僕は ずっと待ち続けた  春が 僕のもとへ やってくるのを

彼方の青空に憧れながら

僕は ずっと恨み続けていたんだ  春が 僕のもとへ やってこないのを



でも それでは駄目なのだね  人は 花とは違うから

何十年 何百年と雪の下で ひたすら望む春が来るのを待つことはできない

春を待つ傲慢さが 植物である花が持たない 人の可能性を忘れさせていた

僕には 足がある  春を 探しに行くための

人は 花とは違うから 

自分で あたたかな地を 目指さなければならないのだね



青い空を信じて 僕は立ち上がる

あたたかな春の地を目指し 灰色の地を旅立つ

僕が 自分を独り閉じ込めていた白い雪を ゆっくり踏みしめながら




                                    (2007年・筆)

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プロフィール
HN:
Nago Mitill (和 路流)
性別:
非公開
職業:
人間の類。
趣味:
放浪(←方向音痴)。放浪ついでに、穴場のCafe探し。
自己紹介:
こんにちわ。へっぽこ素人詩人、なごみちです。ブログ運営も素人。PCとは疑心暗鬼の付き合いです。
詩は思いついた時に書いてます。まったくもってノロノロなブログですが、週一更新を心がけております。のんびりご賞味下さい。
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