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Nago Mitill
100年たったら、 会いにいきます。
その日まで、 私は ここで生きて行きます。
私は、 とても不器用な人間ですが
胸に いつも 問いかけ続けているのです。
まだ、 私には ここで
できることが、 あるのではないかと。
私の名を呼んでくれた
あなたの声が この胸に残っているから
私は たとえ独りでも
心温かく、 満ち足りて、 歩いて行けるのです。
晴れた日には、
天頂目指して飛び立つ鳥を 見上げるような
そんな気持ちで、 あなたのことを思います。
遠い空へ祈ってほしいと望んだ あなたは
いつまででも、 私を待っていてくれると言った。
だから私は、 どこまで届くか わからなくても
私たちの声を伝えるために、 ここで歌い続けていきます。
どれほど暗い夜が来ても
高らかに夜明けを告げる朝を、 私が夢見ていられるのは
あなたの隣、 手をのばして 分かり合える場所に
どんな時も 微笑んで立てる私でありたいと望むからなのです。
100年たったら、 会いにいきます。
遠い空の向こう、 青く淡い光の彼方
…あなたのところへ、 私は かえります。
その日まで、 私は ここで生きて行きます。
(1994年・筆/2006年・改)
[備忘録]
「100年たったら…」の節に、寿命の最後まできちんと生き抜くという決意を込めてみました。100年たったら、普通の人間の場合、確実に普通は死んでると思うので。
「100年たったら…」の元ネタは、1994年の時点で書かれていたのですが、こうして書き出してみると、「いま、会いにゆきます」に微妙に対抗してるような気がしますね。いや、今会っちゃいけないんだと(笑)。あれは、死者のほうが会いに来るので、逆ですが。
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詩は思いついた時に書いてます。まったくもってノロノロなブログですが、週一更新を心がけております。のんびりご賞味下さい。