「call me my name」 2006/12/01 (Fri)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Nago Mitill

今も　まだ、　あなたを 愛していること

確かめるために、　私の名を呼んで。

 

私の名前を、　呼んでください。

 

あなたが、　私の名を呼んで、

私の存在を、　ここに認めてくれる。

それだけで　私は

明日を生きていく　勇気が持てるのです。

 

だから　どうか

私の名を呼んで。

私の名前を、　呼んでください。

 

あなたが　私の名前を　呼んでくれる限り、

私は、　ここにいます。

そして、　私も、　あなたの名前を 呼び続けます。

 

愛しい人、　愛しい人

愛しい人よと。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（２０００年・筆）

［備忘録］

自分の好きな人が、自分の名前（まあ、直接名前でなくてもいいのですが）を呼んでくれると、その瞬間、嬉しいということはあるのではないでしょーか？
逆説からいけば、その人が自分を呼んでくれた時にトキメキとか好意とかが全く浮かばなかったとしたら、もう、その人に恋してるわけじゃないということですね。
まあ、私は恋愛とは縁が全くないので、よくしりませんがね。

どーでもいいことですが、前にある詩の「祈りのような夕暮れのアリア」のアリアの歌詞と、この「call me my name」は、ちょこっとだけリンクしてるんですよ。

名を呼ぶ、ということは相手の存在を承認するということでして、これは古代から変わらないコミュニケーションの第一ステップですね。