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Nago Mitill
blue sky and blue sky,
そして、 目覚めてみれば 僕の悩みなど 大したことではないさ。
駆け上がるように生きてきて、 ここにいる。
きみは、 何処に 行っているの?
何時か昔、 聞いていた海の音を
今更つぶやいても、 もう 懐かしいとは感じられはしない。
記憶の底から引きずり出してくれ。
終わらない夢を、 今 やっと終えるために。
ふとした時から、 この身に染み付いてきた そいつらは、
ここから 消えてくれない。
錆は削っても、 芯まで錆びてしまっているから、
仕様がないよと、 今、 笑う。
夢は忘れても、 夢見た事実は忘れない。
叶わないから、 夢見ていたことだけ覚えているよ。
blue sky,
人々は それを、 奇跡と言うけれど、 奇跡と言うけれど、
会うことのなかった悲しみは、 この世界の何処へ消えていく?
きみは、 何処へ 行ってしまったの?
愛しく月日を経るごとに、
何時の間にか身についたのは、 処世術。
張り付いたような笑顔を にこやかに浮かべて、
腐った言葉を 口が紡いでいる。
blue sky and blue sky,
皆、 笑っている。
でも、 目は合わせない。
blue sky,
人々は、 奇跡と言うけれど、 奇跡と言うけれど、
贖える真実だと言うけれど、
僕は、 信じない。
人々は、 奇跡と言うけれど、
会うことのなかった悲しみは、 幾つ何処かへ消え去れば許される?
奇跡と言うけれど、
知ることのなかった怒りは、 一体 何処へ消えればいいのか?
blue sky and blue sky,
彷徨の彼方。
僕は、 信じない。
blue sky,
きみは、 何処に 行っていたの?
(1997年・筆)
[備忘録]
10年くらい前に書いたものです。まだ文章が青いっす。そして、ちょびっと暗い。
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詩は思いついた時に書いてます。まったくもってノロノロなブログですが、週一更新を心がけております。のんびりご賞味下さい。