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Nago Mitill
「私は、 夜明けと共に この大地へ やって来て、
この陽が沈めば、 海へ帰らねばなりません。
この空の下では、 失うものばかり。
大切なものは、 何も見えない。
ですが、 愛しいあなた、 私が この地で出会った あなた、
私は ずっと呼び続けるでしょう…
愛しい人、 愛しい人、 愛しい人よと」
今、 ようやく声は 歌い始めたのに
はや日は暮れて、 夕闇がせまる。
今ここに 強く、 誇り高く、 響く歌は
次の瞬間には、 過去になってしまう。
この日最後の太陽が、 低く強く、 輝く。
何一つ残せなかったとしても、 かまわない。
この一瞬の旋律が、 あなたの記憶に残る
それが、 私の鮮やかな永遠。
一日の終わり、
世界を包む、 濃く、 赤い光。
美しい、 たとえようもない
命の色、 血潮の光。
そして 現れる、 淡い宵闇
全ての色を奪って
歌声は、 遠く 闇へと消える。
「…ですが、 愛しいあなた、 私が この地で出会った あなた、
私は ずっと 呼び続けるでしょう… あなたの名を
愛しい人、 愛しい人、 愛しい人よと」
(1998年・筆)
[備忘録]
ariaです。確か、着想はモーツアルトかなんか(←失礼)の曲からもらってます。
言わずもがなですが、「」カッコのなかの部分は、アリアの歌詞にあたります。私が勝手に作ったアリアです。ピアノ旋律の静かな音が、一応ついてます。原文は英語なんですが、色々、間違ってそうなんで、和訳してます。
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詩は思いついた時に書いてます。まったくもってノロノロなブログですが、週一更新を心がけております。のんびりご賞味下さい。