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和 路流(Nago Mitill) のブログ、*Eternal×Blue* ~空の下、どこまで届くか分からない歌~ へ、ようこそお出で下さいました。こんにちは!ご訪問、ありがとうございます。当ブログは、自作の詩、Poetryのページとなっております。拙作ですが、無断転載・転用は、禁止で願います。    コメントなど、お気軽にお声をお掛けください♪初訪問の方は、最古記事トップ「空の下で、あなたと生きる」の追記・備忘録を、ぜひご覧ください!
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                                             Nago Mitill


この遠い空の下  僕ら どこまで行けるか分からないけれど

手を繋いで行こう  二人なら

虹の光の向こうまでも  きっと歩んでいける



今は まだ  遠いところにいるのだろう 君は

それでも 見上げてますか  僕と同じ この青い空を

もし 君に会えたら  僕が差し出すだろう この手があることを

どうか 忘れないで おぼえておいて

手を繋ぐ相手がいること  君と共に歩む日を 僕が待っていることを

同じ空の下にいる限り  僕らは 決して独りじゃない



この広い空の下  どこまで届くか分からないけれど

この声が君に届くまで  君に会える日まで  

僕は歌う

君と手を繋ぎたいから  手を繋いでいたいから

僕 独りでは たどりつけない  美しい世界を

君と一緒に  見たいから



世界は広くて  僕は一人だから

時々 僕は とても孤独になる

そんな日は いつも  空を見上げて思っているよ

君のことを  この同じ空の下 どこかで生きている君がいることを



いつか届く  そう信じているから  頼りなくても僕は歌う

君がいるから  僕は歌えるんだ



この遠い空の下  僕ら どこまで行けるか分からないけれど

手を繋いでいよう  忘れないで

この手が君に繋がっていること  今 君と共に歩む 僕がいることを



同じ空の下にいる限り  僕らは 決して独りじゃない



                         (2007年・筆)

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                                           Nago Mitill


晴れた日に、 雨が降ったら、

約束します、 その時は空を見上げると。

空の端に、 虹があったら、

二つ目の淡い虹を探しに、 扉をくぐること、

それが、 私の楽しみなのです。



そこには、 あなたが、 あなたがいるから。



何もかもが、 ひどく懐かしいのです。

雨に洗われた風の匂い、 高鳴る私の胸の鼓動。

二つの虹が架かるところへ、 どうしても走り出したくなる私は、

知っているのです。

もう二度と取り戻せない優しい記憶が、

あの虹のもとで、 微笑んでいることを。



雨にぬれた青い空に、 虹があったら、

約束します、 その時は笑顔で あなたを思うと。



そこには、 あなたが、 あなたがいるから。


                            
                        (2007年・筆)

                                              Nago Mitill


苦しい時は、 いつも、 

今は もういない あなたのことを思います。

死の影に侵されながらも、 最後まで笑顔を絶やさずに、

語りかけ、 歩むことを止めなかった あなたのことを。



迷う時は、 いつも、 

今は もういない あなたのことを思います。

私の弱音を許し、 力強い言葉で支えてくれた、

あなたの温かい励ましの声が、 私は欲しいのです。



私は、 あなたの声を継げていますか?

私は、 正しい道を歩めていますか?

あなたが許し、 認めてくれれば、 何の不安もなく進める気がするのに、

もはや、 あなたから返る言葉は無いのです。



ずっと笑顔だったから、 笑顔でしか思い出せない、 懐かしい人。

でも、 笑みながらも、 厳しい声で言うに違いない。

私を巣立っていけと、 自分の力で歩んでいけと。



苦しい時は、 いつも、 耳に残る懐かしい声を 思います。

「今度は、 きみが誰かを導いて行く番だ」



                                  (2006年・筆)

                                            Nago Mitill

僕ら、 心の中どこかで繋がっていること

互いに分かっていたから、 何気なく別れたんだ。

 

涙も感慨もなく 当たり前に笑って別れてから

電話もメールも、 ずっと、 やり取りしていない。

でも、 疑っていない、 何年たっても変わらないこと、

この空の下で一緒に生きている、 僕らは 仲間だ。

 

思い出したように時々、 メッセージもない無口な手紙だけ往復している。

無理に会おうとも思わない。

この先、 二度と会えなくても、 心は繋がっているから

寂しくなんてない、 お互い 苦笑いで思っている。

きっと、 あいつは、 相変わらずで、 なんとかやってんだろう。

僕も、 そうさ。

 

もし、 偶然、 また会うことがあったら

素直に喜んで、 朝まで飲み明かそう。

でも、 たぶん、 本心は明かさない、 大事なことは話さない。

言わなくても分かっている、 僕ら 心の中どこかで繋がっていること

遠く離れて、 別々の道を歩んでいても

何時も一緒に生きている、 僕らは 仲間だ。

 

僕ら、 共犯者のようで、 魂のあり方が、 どこか似過ぎていること

互いに分かっていたから、 何気なく別れたんだ。

未来で会う約束が あってもなくても

僕ら、 心の中どこかで繋がっている

同じ場所目指して、 同じような道を歩んでいる。

この空の下で、 一緒に、 生きている

僕らは、 仲間だ。

 

                                         (2007年・筆)

                                                                                                  Nago Mitill

大切な人を、 この世界から 失う。 

 

どれほど 探しても、 

もう、 あなたの優しい姿を

この空の下に、 見出すことはできない。

 

さよなら、 という言葉の

本当の 意味を

今、 繰り返し 噛み締める。

 

…あなたが、 ここから旅立ってしまっても

あなたの声は、 私の心に 確かに 残っている。

だから 私は

あなたの言葉を、 未来へ伝えていけば よいのですよね?

 

別れは 突然だから

しばらくは きっと、 あなたを懐かしむ度に

あなたの姿を ここで探してしまう。

 

でも、 あなたのために 涙での悲しい別れはしない。

前向きに、 あなたと さよならを交わしたい。

私は、 生きる。 

明日からも、 ここで生きていく。

 

あなたの声を、 未来へ繋げるために。

 

                            (2006年・筆)

                                             Nago Mitill

blue sky  and  blue sky,

そして、 目覚めてみれば 僕の悩みなど 大したことではないさ。

駆け上がるように生きてきて、 ここにいる。

きみは、 何処に 行っているの?

 

何時か昔、 聞いていた海の音を

今更つぶやいても、 もう 懐かしいとは感じられはしない。

記憶の底から引きずり出してくれ。

終わらない夢を、 今 やっと終えるために。

ふとした時から、 この身に染み付いてきた そいつらは、

ここから 消えてくれない。

錆は削っても、 芯まで錆びてしまっているから、

仕様がないよと、 今、 笑う。

 

夢は忘れても、 夢見た事実は忘れない。

叶わないから、 夢見ていたことだけ覚えているよ。

blue sky,

人々は それを、 奇跡と言うけれど、 奇跡と言うけれど、

会うことのなかった悲しみは、 この世界の何処へ消えていく?

きみは、 何処へ 行ってしまったの?

 

愛しく月日を経るごとに、

何時の間にか身についたのは、 処世術。

張り付いたような笑顔を にこやかに浮かべて、

腐った言葉を 口が紡いでいる。

blue sky  and  blue sky,

皆、 笑っている。

でも、 目は合わせない。

blue sky,

人々は、 奇跡と言うけれど、 奇跡と言うけれど、

贖える真実だと言うけれど、

僕は、 信じない。

 

人々は、 奇跡と言うけれど、

会うことのなかった悲しみは、 幾つ何処かへ消え去れば許される?

奇跡と言うけれど、

知ることのなかった怒りは、 一体 何処へ消えればいいのか?

blue sky  and  blue sky,

彷徨の彼方。

僕は、 信じない。

 

blue sky,

きみは、 何処に 行っていたの?

 

                                             (1997年・筆)

                                              Nago Mitill

「私は、 夜明けと共に この大地へ やって来て、
この陽が沈めば、 海へ帰らねばなりません。

この空の下では、 失うものばかり。
大切なものは、 何も見えない。

ですが、 愛しいあなた、 私が この地で出会った あなた、
私は ずっと呼び続けるでしょう…
愛しい人、 愛しい人、 愛しい人よと」

 

今、 ようやく声は 歌い始めたのに

はや日は暮れて、 夕闇がせまる。

今ここに 強く、 誇り高く、 響く歌は

次の瞬間には、 過去になってしまう。

 

この日最後の太陽が、 低く強く、 輝く。

何一つ残せなかったとしても、 かまわない。

この一瞬の旋律が、 あなたの記憶に残る

それが、 私の鮮やかな永遠。

 

一日の終わり、 

世界を包む、 濃く、 赤い光。

美しい、 たとえようもない

命の色、 血潮の光。

 

そして 現れる、 淡い宵闇

全ての色を奪って

歌声は、 遠く 闇へと消える。

 

「…ですが、 愛しいあなた、 私が この地で出会った あなた、
私は ずっと 呼び続けるでしょう… あなたの名を
愛しい人、 愛しい人、 愛しい人よと」

 

                                              (1998年・筆)

                                                Nago Mitill

100年たったら、 会いにいきます。

その日まで、 私は ここで生きて行きます。

 

私は、 とても不器用な人間ですが

胸に いつも 問いかけ続けているのです。

まだ、 私には ここで

できることが、 あるのではないかと。

 

私の名を呼んでくれた

あなたの声が この胸に残っているから

私は たとえ独りでも

心温かく、 満ち足りて、 歩いて行けるのです。

 

晴れた日には、

天頂目指して飛び立つ鳥を 見上げるような

そんな気持ちで、 あなたのことを思います。

 

遠い空へ祈ってほしいと望んだ あなたは

いつまででも、 私を待っていてくれると言った。

だから私は、 どこまで届くか わからなくても

私たちの声を伝えるために、 ここで歌い続けていきます。

 

どれほど暗い夜が来ても

高らかに夜明けを告げる朝を、 私が夢見ていられるのは

あなたの隣、 手をのばして 分かり合える場所に

どんな時も 微笑んで立てる私でありたいと望むからなのです。

 

100年たったら、 会いにいきます。

遠い空の向こう、 青く淡い光の彼方

…あなたのところへ、 私は かえります。

 

その日まで、 私は ここで生きて行きます。

 

                              (1994年・筆/2006年・改)

                                                Nago Mitill

暗い部屋で息絶えるより、 空の下で死にたい。

冷たい土に埋まるより、 海の青に溶けたい。

 

私は、 かえります。

かつて私が旅立ち、 戻ると約束したところへ。

あの遠く懐かしい、 何もかもを許し、 消し去る白い光のなかへ

私は、 淡い原子となって かえって行きます。

 

だから、 どうか

私を形作っていた全てのものを、 無にかえしてやってください。

燃え残る 私の欠片を

風にのせ、 遠い波の向こうへ流してください。

そして、 私は永遠の青と 一つに溶け合い

新たな旅立ちを迎えるのです。

 

思い出してください。

あなたが 私のことを忘れてしまわない限り、

私はあなたと いつでも 共にあるのです。

 

それでも、 あなたは 私の不在を感じ、

祈るあてもないと、 途方にくれるかもしれません。

その時は 空の下で、 私を思ってください。

空と海とを 永久の住処とする私の心は、

いつでも、 あなたの胸に 宿っているのです。

 

もしも、 私を愛おしく、 懐かしんでくれるのならば

どうか嘆かずに、 歩き続けてください。

あなたの胸に残る 私の声を、 

あなたの声に変えて、 伝えていってください。

 

空と海が一つになるところに、私はいます。

私は、 いつまでも、 いつまでもここで、 あなたを待っています。

                                               

                                         (1996年・筆/2006年・改)

                                               Nago Mitill

疲れて遠のいた僕の瞳に

夢にも見れなかった あなたの海が見える。

 

あなたが追い求めたものを見るために

僕は今、あなたと同じ場所に立つ。

ここから見渡せる景色を、

あなたもまた、 見渡したのだろうか。

 

ほら、 見てごらん。

きれいな、 きれいな青が  どこまでも、 どこまでも連なっている。

風は嵐のように駆け抜けて、 雲は空を滑っていく。

うねる光の波の間を縫って、  

遠く、 遠くまで声を張り上げ

もう、 どうしても届かないあなたの姿を

見つけ出そうと必死になった。

 

あなたが、 かつて手をのばしたところへ

僕は今、 視線をなげかける。

ここに触れていたあなたは、

いったい何を思っていたのだろう。

 

もう見るはずのない優しい影を、 もう一度追いかける。

見えてこない道の先に、 僕はいつも誰かの後姿を追う。

 

ねえ、見てよ。

あなたの手をこえて、 あなたの声をこえて

あなたの姿を この空の下に見失って。

                                             (1996年・筆)

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Nago Mitill (和 路流)
性別:
非公開
職業:
人間の類。
趣味:
放浪(←方向音痴)。放浪ついでに、穴場のCafe探し。
自己紹介:
こんにちわ。へっぽこ素人詩人、なごみちです。ブログ運営も素人。PCとは疑心暗鬼の付き合いです。
詩は思いついた時に書いてます。まったくもってノロノロなブログですが、週一更新を心がけております。のんびりご賞味下さい。
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