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Nago Mitill
目を逸らさずに、 君の隣に立つ。
苦笑いせずに、 君の名を呼ぶ。
そんな日が、 いつか、 いつか来るだろうか?
嘘吐きと、 君に言われるのが怖い。
強く約束できない、 自分も怖い。
予測できない 闇の向こうの未来に、 僕は ただ強く震える。
強くなれたはずのチャンスを、 僕は幾つも見過ごしてきた。
自分に優しいだけの世界で、 自分を包むのが好きだった。
傷つけられるのが怖いから、 優しいふりをしていただけで、
僕は 本当は、 優しい人なんかじゃなかったんだ。
だから、 君の優しさが怖くて、 信じられなくて、
でも、 眩しかった。
そして、 つらかった。
君の隣で、 その優しさに値しない自分を見つめることが。
逃げたいという胸の葛藤、 苦しむ僕を引き止めるのは、
予測できない 闇の向こうの希望。
僕の優しさを信じてくれた 君の優しさに、 僕は ただ強く震える。
優しい人に なりたい。
たとえ いつか、 君が僕を裏切っても、 強く許せるような。
目を逸らさずに、 君の隣に立つ。
苦笑いせずに、 君の名を呼ぶ。
ためらわずに、 君を信じる。
そう出来る日が、 いつか、 いつか来るだろうか?
予測できない 闇の向こうへ続く未来に、 今、 僕は ただ強く震えている。
(2007年・筆)
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詩は思いついた時に書いてます。まったくもってノロノロなブログですが、週一更新を心がけております。のんびりご賞味下さい。